1話|製造業における作業手順書の重要性を示す5つのポイント
目次
製造業における作業手順書の重要性を示す5つのポイント
作業手順書は、作業にあたるメンバー全員に正しい手順を伝え、業務やプロジェクトにおける特定の作業を安全にムリ・ムダ・ムラなく実行するための具体的な手順が記載された文書です。特に製造業では精密さと正確さを求められるため、多くの工場の製造現場で作業手順書が活用されています。このコラムでは、製造業における「作業手順書の重要性」について5つのポイントにまとめました。さらに、27年間にわたり多くの製造業のお客様のマニュアル作成を支援してきた、テクノツリーの作業手順書の見本となる例も併せてご紹介いたします。
作業手順書の重要ポイント
まず、作業手順書がなぜ必要なのか、5つのポイントをご紹介いたします。品質が安定しない、熟練作業者の勘・ノウハウに頼っている、などの課題があるようでしたら、重要ポイントを押さえた作業手順書を準備することをおすすめいたします。
-
1. 品質の維持・向上
- 作業手順書は、製品の品質保証に直結する大事な書類です。作業手順書を活用することで、作業品質を一貫して一定に保つことができ、ミスやトラブルの発生を減少させる効果が期待できます。
-
2. 業務の負荷軽減と標準化
- 製品を同じ品質で大量に生産するためには、工場での作業工程を標準化し、それらを言葉で定義して、作業に携わる従業員間で共有する必要があります。作業が定量化(数値化:例えば「手で握って3周廻す」など)された手順書が整備されていると、作業者間のばらつきによる品質低下や不良を防ぐことになり、誰が作業をしても同じ結果を得ることができるので、業務の負荷軽減と標準化が進みます。
-
3. 継続的な技能承継と属人化の解消
- 作業手順書で業務を標準化することで、社内で培ってきた技術や技能を他の社員に承継することができます。また、熟練技能者が持つ作業のカン・コツなどの情報を手順書に蓄積することで、定年や急な退職による作業ノウハウの喪失を防ぐこともできます。また属人化を解消することで仕事を特定の人に依存しなくても、誰もが一定の時間内で精度の高い仕事ができるようになります。
-
4. 生産性の効率化
- 明確に示された手順書は、生産業務の効率化に貢献します。作業者が行う必要な次の作業に戸惑うことなく移行することが可能になり、全体の作業時間を減少させる効力があります。
-
5. 新入社員の教育
- 新しく入社した社員に対する研修資料としても有効です。教育担当者によって説明が異なったり、説明に不備があったりする事態を未然に防ぐことができます。既存の手順書を読み直すことで、教育担当者は基本的な作業方法を適切に指導することができます。
テクノツリーが提供する高品質の作業手順書
多くの製造業では作業手順書制作は業務を熟知している人でしか作成することができないと思われているため、自社で作成、いわゆる内製を行っています。ですが、慢性的な人手不足や作業手順はわかっているとしても文書に起こす作業、作業手順書の制作に関するノウハウはないため、作成する担当者が更十分な時間を割くことができない状況に迫られています。そのような状況を受けて、弊社への作業手順書の制作を依頼するお問い合わせが年々増加しています。
テクノツリーは、1996年の創業から製造業に特化してマニュアルの作成業務を行っています。テクニカルライティングの有資格者をはじめ、製造業出身の社員も多数在籍しております。製造業における数々の豊富な経験実績で培った各種マニュアル制作のスキルやノウハウを駆使することで、安全で安心できる作業手順書制作を心掛けると同時に作業の効率や確実性に配慮することにより、お客様の生産性の向上に貢献することをテクノツリーは目指しております。
27年の実績で培った経験豊富なテクノツリーのスタッフ
次のサイトでは弊社が制作した作業手順書の見本や例を写真入りで掲載しておりますのでご参照ください。
作業手順書ページ >>
作業手順書の無料診断サービス
お客様が普段会社で使用されている作業手順書の内容が「わかりやすくなっているか?」「作業者に伝わるか?」など、作り手目線ではわかりにくいポイントを、弊社所属のテクニカルライターが診断するサービスを行っています。 作業手順書の改善・作成依頼を検討されている場合には、このWEBサイトの下記お問合せ欄から「作業手順書の無料診断を希望」とご記入ください。
まとめ
作業手順書は、製造業における業務効率の向上、品質の安定、社員教育のサポートなど、多岐にわたる効果をもたらすことができる重要な書類です。正確で詳しい手順書を作成し、社員全員が活用できるようにすることで、企業全体の生産性向上と品質管理に大きな貢献を果たすこととなるでしょう。作業手順書の活用を社内で推進し、さらなる業務改善を目指しましょう。